【TRPG】岸本山荘事件その1
2015年2月24日 TPRG先日プレイしたオリジナルクトゥルフ神話系TRPGの少しまとめ
◆目的
探索者は自らの身に起きた現象を解析し、起きる事件を解決するまたは未然に防ぐ
◆冒頭
2015年2月1日、日曜、都内にある某国立大学の講堂で特別講義が行われていた。檀上に立っていたのは、日本を代表する民俗学者であり、この大学の教授でもある男だ。民俗学とは衣食住や農業、日常的な文化から、天皇制や政治批判など、社会制度に着目した学問でもある。この教授は特に、世界の宗教に関する研究を行っており、占いや魔術といったややオカルトな観点からも講義を行っていた。そのため、一見真面目な大学には似つかわしくない講義とあって、現役学生だけではなく一般の公聴者も大勢訪れていた。
講義が終わると、探索者達は、講義でもらった資料を手に、それぞれ帰路に着いた。その夜、今日の講義でもらった資料を目に通しながら、突発的な睡魔に苛まれる。
どれくらい眠っただろうか。探索者達のうち何人かは、薄暗い場所で目を覚ます。衣服は眠ってしまった時のままである。あたりには誰もいない。探索者はそれぞれ別々の場所で目を覚ましたようだ。
◆薄暗い場所
※薄暗い場所での探索は探索者のうち1人(DEXの一番高い人)が行う。
探索者達はあたりを見回し、探索を開始する。そこは鬱蒼と茂る森林である。
少なくとも目が覚めた場所からは明かりらしきものはほとんど見当たらない。2月の森とは思えないほど不自然に暖かい。決して暑いわけではない。寒くないのである。睡魔によって眠ってしまった都内から、遠く離れた場所、もっと南の地方のどこかではないか、ということが推察される。この周囲はあまり人が立ち入っていない場所のようだ。まず人気がある場所を探し、他に人がいないかも探してみる必要がある
**********このシーンでのロール**********
もともと用意していたもの、探索者が今回実際に行った行動を以下にまとめる
正気度チェック 1/1D4の正気度喪失 失敗した場合:今まで眠っていた場所と、根本的に何かが違う場所であるということを感じる 場所が違うということ以上に大きな何か それがなんであるかは分からないが直感的に分かる
(かっこはデフォルト値 特に注釈がなければ成功時の結果)
博物学(1%)・地質学(1%):少なくとも関東ではあまり見慣れない樹木が茂っている F県に多く生息している地域がある、という知識を思い出す
天文学(1%):星の配置をもとに、何年何月何日何時何分のどこかを特定しようとしたが、樹木が茂っていて空が見えにくい もっと開けた場所で確認したい
追跡(10%)・目星(25%):雑草が踏み固められ、人が立ち入った痕跡のある道を発見する
アイデア・幸運・知識:上記のうち不足している情報を開示する
いずれかのロールでクリティカルを出す:この内容は実際の探索者が成功させていない為この場では開示しない
◆他の探索者との合流
上記の薄暗い場所での探索をある程度行い、情報をある程度得るかある程度時間が経過すると、その探索者は他の探索者を発見する その時点で他の探索者は初めて目を覚ますことができる
彼女(彼)は知り合いではない。しかし見覚えがあった。それもごく最近に……過去にどこかで会ったのだろうか
ここでプレイヤー同士の簡単な自己紹介、今後の探索の方針について話し合ってもらう
**********このシーンでのロール**********
追跡(10%)・目星(25%):より整備されている山道を発見する
上記ロールが成功するかある一定時間経過すると、開けた場所に出る
石畳の道がある広場になっており、いかにも山の上の別荘という風貌の建物が見える
脇には車が何台か止まっている 初めて訪れた場所なのに既視感があった
**********このシーンでのロール**********
目星(25%)・知識:特別講義のことを思い出し、その資料に出てきていた山荘とよく似ていることが分かる
その他、探索者が求めれば、ロールの必要なく山荘らしき建物に関する情報を開示する
TRPGのシナリオを作成したのは初めて
プレイしたのは先週だけど、やっぱりキーパーとしてのガイドが不十分だったのか、シナリオ第一日目時点で時間足りなくなって終わってしまった 続きはまた来月あたりを予定 全体では三日くらいかな 探索者の行動次第では前後すると思われる 謎解きがどこまでできるのか
上記シナリオは第一日目の1/3~1/4くらい 山荘に入ってから結構長い
キーパー向けシナリオ兼プレイ時の記録という形でまとめていくのでちょっと見づらい内容かもしれない
続きはまた後日
◆目的
探索者は自らの身に起きた現象を解析し、起きる事件を解決するまたは未然に防ぐ
◆冒頭
2015年2月1日、日曜、都内にある某国立大学の講堂で特別講義が行われていた。檀上に立っていたのは、日本を代表する民俗学者であり、この大学の教授でもある男だ。民俗学とは衣食住や農業、日常的な文化から、天皇制や政治批判など、社会制度に着目した学問でもある。この教授は特に、世界の宗教に関する研究を行っており、占いや魔術といったややオカルトな観点からも講義を行っていた。そのため、一見真面目な大学には似つかわしくない講義とあって、現役学生だけではなく一般の公聴者も大勢訪れていた。
講義が終わると、探索者達は、講義でもらった資料を手に、それぞれ帰路に着いた。その夜、今日の講義でもらった資料を目に通しながら、突発的な睡魔に苛まれる。
どれくらい眠っただろうか。探索者達のうち何人かは、薄暗い場所で目を覚ます。衣服は眠ってしまった時のままである。あたりには誰もいない。探索者はそれぞれ別々の場所で目を覚ましたようだ。
◆薄暗い場所
※薄暗い場所での探索は探索者のうち1人(DEXの一番高い人)が行う。
探索者達はあたりを見回し、探索を開始する。そこは鬱蒼と茂る森林である。
少なくとも目が覚めた場所からは明かりらしきものはほとんど見当たらない。2月の森とは思えないほど不自然に暖かい。決して暑いわけではない。寒くないのである。睡魔によって眠ってしまった都内から、遠く離れた場所、もっと南の地方のどこかではないか、ということが推察される。この周囲はあまり人が立ち入っていない場所のようだ。まず人気がある場所を探し、他に人がいないかも探してみる必要がある
**********このシーンでのロール**********
もともと用意していたもの、探索者が今回実際に行った行動を以下にまとめる
正気度チェック 1/1D4の正気度喪失 失敗した場合:今まで眠っていた場所と、根本的に何かが違う場所であるということを感じる 場所が違うということ以上に大きな何か それがなんであるかは分からないが直感的に分かる
(かっこはデフォルト値 特に注釈がなければ成功時の結果)
博物学(1%)・地質学(1%):少なくとも関東ではあまり見慣れない樹木が茂っている F県に多く生息している地域がある、という知識を思い出す
天文学(1%):星の配置をもとに、何年何月何日何時何分のどこかを特定しようとしたが、樹木が茂っていて空が見えにくい もっと開けた場所で確認したい
追跡(10%)・目星(25%):雑草が踏み固められ、人が立ち入った痕跡のある道を発見する
アイデア・幸運・知識:上記のうち不足している情報を開示する
いずれかのロールでクリティカルを出す:この内容は実際の探索者が成功させていない為この場では開示しない
◆他の探索者との合流
上記の薄暗い場所での探索をある程度行い、情報をある程度得るかある程度時間が経過すると、その探索者は他の探索者を発見する その時点で他の探索者は初めて目を覚ますことができる
彼女(彼)は知り合いではない。しかし見覚えがあった。それもごく最近に……過去にどこかで会ったのだろうか
ここでプレイヤー同士の簡単な自己紹介、今後の探索の方針について話し合ってもらう
**********このシーンでのロール**********
追跡(10%)・目星(25%):より整備されている山道を発見する
上記ロールが成功するかある一定時間経過すると、開けた場所に出る
石畳の道がある広場になっており、いかにも山の上の別荘という風貌の建物が見える
脇には車が何台か止まっている 初めて訪れた場所なのに既視感があった
**********このシーンでのロール**********
目星(25%)・知識:特別講義のことを思い出し、その資料に出てきていた山荘とよく似ていることが分かる
その他、探索者が求めれば、ロールの必要なく山荘らしき建物に関する情報を開示する
TRPGのシナリオを作成したのは初めて
プレイしたのは先週だけど、やっぱりキーパーとしてのガイドが不十分だったのか、シナリオ第一日目時点で時間足りなくなって終わってしまった 続きはまた来月あたりを予定 全体では三日くらいかな 探索者の行動次第では前後すると思われる 謎解きがどこまでできるのか
上記シナリオは第一日目の1/3~1/4くらい 山荘に入ってから結構長い
キーパー向けシナリオ兼プレイ時の記録という形でまとめていくのでちょっと見づらい内容かもしれない
続きはまた後日
【雑記】ミステリー系TRPG(身内用自分用)
2015年2月12日 TPRG コメント (3)相変わらず趣味というか興味あることに節操がない
現在作成中のTRPGは今週末友人達とプレイする予定
ストーリーの本筋は大方出来上がっているが、ミステリー系なのでヒントというか伏線が必要 そのへんを今詰めている
1.テーマ
ひぐらしのなく頃にをイメージにした、不可解な人死にに関する事件を基盤とする 探索者はその事件の舞台にたどり着いたところから探索を開始し、事件の解決または未然に防いだ上で自らに起きた現象を食い止めることを目的とする
ミステリーのトリックやミステリー要素そのものについてはオカルトは取り入れない しかし作中に神格を登場させて最終的にはラスボスを倒すことを本筋にする
2.ストーリーの進め方
探索者が事件の舞台にたどり着いたら間もなく事件が起きる その事件を解決に向かわせるのが探索者の目的の本筋 なので、他のNPCへの聞き込み 資料の招集 NPCの脅迫や懐柔による情報収集 特定の部屋や施設への侵入といった行動を中心に置く キーパー(自分)はNPCのワトソン的ポジションを中心に演じる 推理の仕方 探偵役としての行動の進め方をガイドする
3.ミステリー要素の解き方
・特定の資料を入手する
・特定の人物から情報を入手する(よくある、犯人しか知りえない情報を犯人が漏らすのを見抜く)
・特定の現象を発見する
4.ダイスロール 技能の使い方
・<信用><言いくるめ><図書館>あたりが万能すぎる
前回正月にやったときは、言いくるめ極振りとかしてるプレイヤーがいたのでダイスロールがあまり意味がなかった どうしたらいいものか
ダイスロールをどこで使わせるか、失敗するときと成功するときのその後のストーリーの進め方をどうするかが難しい
現在作成中のTRPGは今週末友人達とプレイする予定
ストーリーの本筋は大方出来上がっているが、ミステリー系なのでヒントというか伏線が必要 そのへんを今詰めている
1.テーマ
ひぐらしのなく頃にをイメージにした、不可解な人死にに関する事件を基盤とする 探索者はその事件の舞台にたどり着いたところから探索を開始し、事件の解決または未然に防いだ上で自らに起きた現象を食い止めることを目的とする
ミステリーのトリックやミステリー要素そのものについてはオカルトは取り入れない しかし作中に神格を登場させて最終的にはラスボスを倒すことを本筋にする
2.ストーリーの進め方
探索者が事件の舞台にたどり着いたら間もなく事件が起きる その事件を解決に向かわせるのが探索者の目的の本筋 なので、他のNPCへの聞き込み 資料の招集 NPCの脅迫や懐柔による情報収集 特定の部屋や施設への侵入といった行動を中心に置く キーパー(自分)はNPCのワトソン的ポジションを中心に演じる 推理の仕方 探偵役としての行動の進め方をガイドする
3.ミステリー要素の解き方
・特定の資料を入手する
・特定の人物から情報を入手する(よくある、犯人しか知りえない情報を犯人が漏らすのを見抜く)
・特定の現象を発見する
4.ダイスロール 技能の使い方
・<信用><言いくるめ><図書館>あたりが万能すぎる
前回正月にやったときは、言いくるめ極振りとかしてるプレイヤーがいたのでダイスロールがあまり意味がなかった どうしたらいいものか
ダイスロールをどこで使わせるか、失敗するときと成功するときのその後のストーリーの進め方をどうするかが難しい