【DTKプレリ】晴れ午後の部 アタルカ箱で3-0と、シールドから見るアタルカという氏族
一応3-0出来たのでこっちは割としっかり書いておこう
午後はアタルカ箱
アタルカ命令が光ってくれたらよかったのだが、出てきたのは火口の精霊とかいういかにも地雷くさいやつ。しかしこれが伝説の始まりだった……


レア:火口の精霊(プロモ) 火口の精霊 鐘突きのズルゴ 生ける伝承 雷破の執政 沈黙の大嵐、シュー・ユン

またズルゴ……は置いといて、火口の精霊がさらにまた1枚 雷破2枚目が来てくれたのは嬉しい こいつはプレリでもちろん強いはず
生ける伝承はどうしても入らない まずこの時点で赤メインになることは分かっていたので、起動型能力に赤が入っているシューユンは可能性あるかと考えてみるも、マナ基盤が爆発的植生と緑青ゲインランドの2枚しかなかった また午前のコラガンでタッチが割と事故を招いたので、完全ド均等2色で組むことにしてシューユンは諦める 他の3色では、白と青はほぼお通夜、黒は究極の価格と影の手の内が気になるがそれもタッチすらやめた
デッキ
クリーチャー:14
2:《火口の精霊/Crater Elemental》
1:《アタルカの打撃手/Atarka Pummeler》
1:《アタルカのイフリート/Atarka Efreet》
1:《雷破の執政/Thunderbreak Regent》
1:《嵐の岩山の精霊/Stormcrag Elemental》
2:《剣歯虎の先導隊/Sabertooth Outrider》
1:《針葉樹の徘徊者/Conifer Strider》
1:《アタルカの獣壊し/Atarka Beastbreaker》
1:《高楼の弓使い/Aerie Bowmasters》
1:《林間の見張り/Glade Watcher》
1:《盾を持つ守護者/Guardian Shield-Bearer》
1:《突進する大鹿の群れ/Stampeding Elk Herd》

スペル:9
1:《龍詞の咆哮/Draconic Roar》
1:《苦しめる声/Tormenting Voice》
1:《大地の断裂/Seismic Rupture》
2:《勇壮な対決/Epic Confrontation》
1:《爆発的植生/Explosive Vegetation》
1:《押し進み/Press the Advantage》
1:《暴露する風/Revealing Wind》
1:《蜘蛛糸の網/Spidersilk Net》

土地:17
9:《山/Mountain》
8:《森/Forest》


他の候補(サイドプランというよりは調整して抜け落ちていったもの)
アイノクの弩弓手 戦線クルショク 隠れ潜むエイリンクス 分節クロティク 龍傷負いの熊 開拓地のマストドン 嵐翼ドラゴン

◆気になったコモンアンコ
・アタルカの打撃手 さすがアンコモン 強いが5マナが少し重さを感じる
・アタルカのイフリート こいつは強い 獰猛でも圧倒でも活躍でき、スペックも良い
・剣歯虎の先導隊 タフネス2とはいえコモンのスペックでは相当上位
・高楼の弓使い このカラーでの貴重なケツ硬野郎
・針葉樹の徘徊者 超重要 後述
・林間の見張り 超重要 後述
・暴露する風 やや重要度は落ちるが 思ったよりやるカード 後述



◆今日のプレリから見るアタルカという氏族
もちろんシールドとドラフトは異なりますが、環境におけるアタルカの位置づけが見えたようなゲームでした。いくつか要点に分けて書いていきます。

①圧倒について
でかいやつを出せば自然と達成していけるので、やってることはおそらく獰猛とそんな変わらないでしょう。特定のパワー4クリーチャー候補に頼らなくても、変異で2/2をごまかしつつ達成も出来るという強みはあります。一見するとパワー合計8以上というのは、オーバーキル感があったのですが、個々の達成後の能力は化け物揃いでした。アタルカの打撃手、突進する大鹿の群れあたりが殴りだすとあっという間にマウント取ってゲームが終わります


②小型クリーチャーについて
アタルカ、言ってしまえばグルールというカラーは愚直にサイズをあげていってそのサイズ感で勝つカラーだと思っています。これは言うなら、マルドゥやジェスカイ(今でいうコラガンやオジュタイ)のような、序盤から仕掛けていくテンポデッキのような速さ、器用さがないということです。そして獰猛にしろ圧倒にしろ、それを体現したようなキーワードとなっています。

つまるところ、それらを達成するにはそれ相応のクリーチャー、サイズが必要になります。具体的にいうと3マナ~5マナあたりの中堅クリーチャー。最序盤にキーワードで有利になることはありません。となると、最序盤にテンポを取られてしまうともう勝てない。それを支えてくれるのが林間の見張りです。序盤は殴る必要がなく硬いブロッカーとなってくれ、終盤はアタッカーの一翼となります。アタルカの獣壊しも熊性能で林間の見張りには劣りますがアグロ相手にはおよそ同じ仕事すると思います。

当初より序盤の薄さは気にしていて、軽い除去もプールになかったので、序盤からもしっかり動ける(守れる)ように低マナ域を整えました(とはいえ、今回のプールがとても恵まれていて、アタルカの戦い方を体現したそのものともいえる火口の精霊が2枚もあったことが、勝因には非常に大きいです)
また、暴露する風ですが、「なんでこんな重い濃霧を使わないといけないんだ」とは思っていましたが、意外に悪くないカードでした。結局は4ターン目以降くらいからこっちの優位な場が作れるので、それまでをしのげるならこんなカードでも十分役に立ちました。


③針葉樹の徘徊者
アタルカのキーパーツだと思います。 アタルカはパワー4~5に露骨に寄せている奴らが多いです。言い換えれば、タフ2程度しかないやつらばっかりなので、簡単な除去や相討ちで死にます。ところが針葉樹の徘徊者は強力な除去体制がある為、そのへんのことは気にしないで立たせられます。

④勇壮な対決
トップクラスの除去で、文句無しに強いのですが、少し気になるのはやはり格闘という動きです。タフネスが上がるとはいえ、パワー4~5集団はやはり素のタフネスが低めなので、案外相討ちで死んだりします。序盤の熊連中を軸に速やかに相手のテンポを崩していく動きが最も強い動きでした。終盤でのクリーチャー除去+パワー微修正アタックというのも決め手になります

⑤苦しめる声
あまりプレイするタイミングがないかもしれませんが、このカラーでは強力なドローソースです。


⑥マッチアップについて
前述したように、コラガンやオジュタイはちょっと苦手かもしれません。実際コラガンのマッチアップはきつめでした。
ドロモカ相手にはサイズ差が上回れるので有利だと思います。シルムガルは当たってないですが相性差は五分五分かやや有利くらい?


⑦追記:ちょっと思いついたこと
例えば分節クロティクなんかは変異もあって柔軟に動けますが、変異で出すのはアタルカとしては弱い動きだし6マナ6/5では遅いしなので、アタルカにはあまり合ってない印象。
3~5マナでちょうどパワー4,5程度を軸として固めるのが安定すると思います。
柔軟性よりもしっかりした役割分担が重要で、おそらく一番変異と遠い氏族なのでは?という


何はともあれ、今回は火口の精霊2枚や雷破の執政、脇を固める圧倒集団が優秀だったので勝てましたが、アタルカを構成するパーツがほどよく揃っていればボムがなくてもそれなりに勝てるのではないかなと思います。
アタルカに限った話ではないですが、全体的にそれぞれの氏族の戦略がよく見えたし方向性が違って面白かったので、案外「クソドラゴン叩きつけ環境」というわけでもないのかなと思います。(実際、ドラゴンは多いとはいえみんながボムドラゴンたくさん持っているというわけではないので)


さらに追記:
氏族最強はコラガンだと思いました 今日は負けはしましたが
疾駆のテンポがやばすぎる 運命再編も疾駆なので、クリーチャー全員疾駆みたいな構築も出来そう
それぞれの氏族のキーワードに変化があるもの、ないものという視点でどうピックするか考察すると面白いかも


画像1
今日の戦利品+プレリとは別で買った運命再編1パック
運命再編からフェッチを引いたのは初めてだ
しかしそれ込みでもトントンにすらなってないという
ズルゴェ……

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