◆序
かつてらせんシステムというデッキがあったのはご存知だろうか
http://shimonkinonly.diarynote.jp/201405301558248209/

高射砲手+炎樹族の使者+撤回のらせん+鍛冶の神、パーフォロスによって無限ダメージを作り出すコンボデッキである このデッキに近いものをトーナメントに持ち込んだことがあるが、結果は散々なものであった

さて時期が少し過ぎ、基本セット2015の加入によって新しいタイプのらせんシステムが可能となった

深夜の護衛+羽ばたき飛行機械+撤回のらせん+鍛冶の神、パーフォロス
パーツは違うものの、ようするに無限バウンス→無限キャスト→無限アンタップから無限ダメージに繋げる全く同じ構造のコンボだ そしてこのコンボも実用化されないままタルキール覇王譚がまもなく発売されようとしている



◆タルキール覇王譚の新パーツ
そうした矢先、先日公開されたばかりのフルスポイラーに2枚の重要なカードを発見した

ジェスカイの隆盛
http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/ktk/8arg43u984398yf/jp_c7xd8iloc0.png

群の祭壇
http://media.wizards.com/images/magic/tcg/products/ktk/8arg43u984398yf/jp_qgv7pxahhf.png

まず ジェスカイの隆盛は当コンボにおいて革命的なカードである
第一に、無限アンタップ要員は高射砲手や深夜の護衛に限らずとにかくなんでも良い点 次に、そのクリーチャーは無限パンプ出来る点、そして無限ルーターである

そして群の祭壇は2枚目のパーフォロスであり、極めて軽い


この2枚を採用すると、例えば以下のようなものが実現できる
ジェスカイの隆盛+撤回のらせん+0マナの非クリーチャーアーティファクト+なんでもいいから召喚酔いしてないクリーチャー=無限パンプ+無限ルーター
これに群の祭壇を足せば無限ミルが出来る



◆致命的な問題点
ジェスカイの隆盛がある時点でジェスカイカラーで組むのが順当だろう、0マナファクトはいくつかあるからいくつか採用し、バネ葉の太鼓といった相性の良いカード、上のコンボの深夜の護衛と羽ばたき飛行機械、そして現時点での最強にして唯一の構築果敢クリーチャー僧院の速槍も採用し、多様なコンボパーツを搭載したジェスカイデッキを仮に組み回してみた

しかし、まあこんなものある程度想像がつくのだが あまりにもコンボパーツが多すぎてコンボが決まらないのである さらに言えば、パーツがほとんど戦力にならないものばかりであり、とても遅いコンボがなんとか運よく決まってワンチャンス勝てる程度 基本的にはほとんどすべてのデッキに負けうるデッキといったものに仕上がってしまった

一方で、モダンでは双子デッキという似たような無限コンボを発生させるデッキが活躍している それとの違いは何か
第一に、コンボパーツがたった2枚で完成する点 第二に、軽くて優秀なドロースペルが多い点である
つまりは、たった2枚のコンボデッキにしても、かなりのドローを重ねてパーツを集めてようやく環境のトップクラスに君臨できるのである

ここまで考えた時に、たとえドローソースを詰め込んだりしても、もともとのコンボパーツが多すぎてどうしようもない、どうあがいてもデッキにならないだろうということは容易に想像できる

コンボはやってみたい が、どうしてもデッキにならない なので方向性を変えるしかないと考え、今1つの結論に至ろうとしている

色々考えてたどり着いたその結論、デッキについてはまた後日

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