【レビュー】桐島、部活やめるってよ
2013年1月19日 レビュー引っ越すまでもうそんなに時間がないので、ちょっとでも荷物を減らすよう、持っている未読の小説を消化して、売れるものは売っていこうと思います。
先立って読み終わった小説のレビュー
桐島、部活やめるってよ — 朝井リョウ 集英社文庫
実は、この映画をずっと前から見たかったのだが、残念ながら観に行く前に公開終了になってしまった為、仕方なく小説を買ってきた次第。小説としてはぶっちゃけそこまで面白くなかったが、映画としてどのように描かれているのかは気になる。レンタルか買うかして映画は観てみたい。
結論:売る
先立って読み終わった小説のレビュー
桐島、部活やめるってよ — 朝井リョウ 集英社文庫
田舎の県立高校。バレー部の頼れるキャプテン・桐島が、理由も告げずに突然部活をやめた。そこから、周囲の高校生たちの学校生活に小さな波紋が広がっていく。バレー部の補欠・風助、ブラスバンド部・亜矢、映画部・涼也、ソフト部・実果、野球部ユーレイ部員・宏樹。部活も校内での立場も全く違う5人それぞれに起こった変化とは…?瑞々しい筆致で描かれる、17歳のリアルな青春群像。第22回小説すばる新人賞受賞作。作者は若いだけあって、高校生の心理描写を非常にリアルに描かれていた。別にそれ自体は新しいわけではないが、作中の中心(ここでいう桐島)を登場させることなく、その周りの人物像を通して描くというスタイルは、とてもよく成立していたと思う。残念な点は、実在する固有名詞(例えば、チャットモンチーなど)が多数登場し、それらを知っていないと登場人物の言動、心理がわかりづらいという点、またオチが少し弱い気がする所。
実は、この映画をずっと前から見たかったのだが、残念ながら観に行く前に公開終了になってしまった為、仕方なく小説を買ってきた次第。小説としてはぶっちゃけそこまで面白くなかったが、映画としてどのように描かれているのかは気になる。レンタルか買うかして映画は観てみたい。
結論:売る
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